カラートリートメント ヘアカラー 違い

白髪染めのカラートリートメント(化粧品)とヘアカラー(医薬部外品)の違いを、染まる仕組み・色持ち・パッチテストから整理しました。

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区分の違い:化粧品か、医薬部外品か

おうちで使う白髪染めには、大きく分けてカラートリートメントとヘアカラーの2種類があります。どちらも白髪に色をつけるものですが、法律の上での区分も、染まる仕組みも違います。ここでは、日本ヘアカラー工業会の分類と各社の公式ページの表示をもとに、違いを整理します。

ヘアカラーの白髪染め(酸化染毛剤)は医薬部外品の「染毛剤」です。たとえば、ホーユーのビゲン スピーディカラーは、公式ページで「白髪用医薬部外品」と表示されています。

カラートリートメントは化粧品の「染毛料」です。スカルプD ボーテ ヘアカラートリートメントの公式ページには「この商品は染毛料です」と書かれ、ビゲン カラートリートメントの区分も化粧品です。商品名に「白髪染め」と入っていても、どちらの区分かはパッケージや公式ページで確かめられます。

染まる仕組みの違い

ヘアカラー(医薬部外品)

日本ヘアカラー工業会の説明では、酸化染毛剤はアルカリで髪をふくらませ、酸化染料を髪の内側に入れて発色させます。同時に過酸化水素が髪の色素を分解するので、明るい色にも染められます。1回でしっかり色が変わるのが、この白髪染めの特徴です。

カラートリートメント(化粧品)

カラートリートメントは、塩基性染料などで髪の表面付近に色をつける白髪染めです。1回で大きく色が変わるものではなく、続けて使うことで少しずつ色がついていきます。髪の色を明るくする働きはないので、黒い髪を明るい茶色にすることはできません。

色持ちの違い

日本ヘアカラー工業会によると、酸化染毛剤の色持ちは2〜3か月ほどです。ヘアマニキュアは2〜4週間ほど、カラートリートメントは使うたびに少しずつ色が落ちていくとされています。そのため、カラートリートメントは週に何回か使って色を保つ前提の白髪染めが多く、たとえばビゲン カラートリートメントは、はじめに5回ほど続けて使い、その後は週2〜3回が目安と書かれています。

パッチテストとかぶれの違い

ヘアカラー(医薬部外品)に使われる酸化染料は、かぶれ(アレルギー性の皮膚炎)を起こすことがあります。日本ヘアカラー工業会は、染める2日前(48時間前)に毎回必ずパッチテストをするよう案内しています。以前に問題がなかった方でも、体質が変わってかぶれることがあるためです。ビゲン スピーディカラーの公式ページにも「ヘアカラーでかぶれたことのある方は絶対に使用しないでください」と書かれています。

カラートリートメントは、日本ヘアカラー工業会の資料でアレルギーの起こる例は少ないとされています。ただし、まったく起きないわけではありません。パッチテストの要否は商品によって表示が違うので、それぞれの商品の注意書きに従ってください。頭皮に傷や湿疹があるときは使わず、かゆみや赤みが出たらすぐにやめて皮膚科で相談します。

どちらの白髪染めを選べばいい?

次の予約まで根元の白髪をぼかしたい、ヘアカラーでかぶれたことがある、という方にはカラートリートメントが選びやすい白髪染めです。1回でしっかり色を変えたい、明るい色にしたいという方には、ヘアカラーの白髪染めが向いています。美容院の白髪染めとおうちのカラートリートメントを組み合わせて、美容院に行く間隔をのばす使い方もあります。

白髪染めのパッケージで確かめたいこと

白髪染めを買う前に、パッケージや公式ページで次の3つを確かめておくと、思っていたものと違ったということが起きにくくなります。

  • 区分の表示:「医薬部外品」と書かれていればヘアカラー、「化粧品」や「染毛料」と書かれていればカラートリートメントなどの白髪染めです
  • 使う前の注意:ヘアカラーの白髪染めには、パッチテストのやり方が説明書に書かれています
  • 使う回数の目安:トリートメントタイプの商品には、はじめに続けて使う回数と、その後の回数が書かれています

まとめ

カラートリートメントは化粧品で、髪の表面付近に少しずつ色をつけます。ヘアカラーは医薬部外品で、髪の内側まで染め、毎回のパッチテストが必要です。自分の目的と肌の状態に合わせて、商品の種類から選んでみてください。各商品の違いは、トップページの比較で見られます。

日本ヘアカラー工業会「ヘアカラーリング製品の分類」を見る